2009.01/29(Thu)
ブックカバー、作ってみます?
こんにちは、にかいどうです。
寒い寒いとボヤきつつ、少しずつ春の兆しが出始めた近ごろ。
新しい春に向けて何か挑戦してみたい欲求にかられる時期ですね~。
そこで、今年の春は内面に磨きをかけるため
本を沢山読もうと思っています。
あ、ほら、電車の中で本を読んでいる姿はエレガントではないですか
そんな形から入るにかいどうが、電車の中で読んでいてサマになるような
ブックカバーなんぞを作ってみました。
今回はイキナリ完成画から。
←文庫本サイズ ←大きい本用のも。
さてこのカバーですが、一切縫製して無いのです。
ん?縫わずにどうやって袋状にするの???
それでは細かく作業工程をみていきましょう
おっと…その前に、今回は生地の準備からいきます。
材料 :
土台の布、芯地、綿テープ(本体用)、
布テープ(飾り用)、アイロン用接着テープ
土台になる布はトワルのハギレ。
紅茶染めにしてみました…ちょっとナチュラル気分
染め上がった生地が乾いたら、裏側に芯地を貼ってしっかりさせます。
型紙を作って、いつもの様に裁断します。
では次回はいよいよ組み立てに入りましょう~
本業はコチラ → 「誇りある服作りへの扉」 アトリエ ル*オペラ
寒い寒いとボヤきつつ、少しずつ春の兆しが出始めた近ごろ。
新しい春に向けて何か挑戦してみたい欲求にかられる時期ですね~。
そこで、今年の春は内面に磨きをかけるため
本を沢山読もうと思っています。
あ、ほら、電車の中で本を読んでいる姿はエレガントではないですか
そんな形から入るにかいどうが、電車の中で読んでいてサマになるような
ブックカバーなんぞを作ってみました。
今回はイキナリ完成画から。
←文庫本サイズ ←大きい本用のも。
さてこのカバーですが、一切縫製して無いのです。
ん?縫わずにどうやって袋状にするの???
それでは細かく作業工程をみていきましょう
おっと…その前に、今回は生地の準備からいきます。
材料 :
土台の布、芯地、綿テープ(本体用)、
布テープ(飾り用)、アイロン用接着テープ
土台になる布はトワルのハギレ。
紅茶染めにしてみました…ちょっとナチュラル気分
染め上がった生地が乾いたら、裏側に芯地を貼ってしっかりさせます。
型紙を作って、いつもの様に裁断します。
では次回はいよいよ組み立てに入りましょう~
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2009.01/24(Sat)
テキトークラフトマン ファッションリサーチ 「ベレー帽」
こんにちは、テキトークラフトマンです。
今宵もなにか「調べたい」、「知らせたい」、「納得させたい」っと、そんな衝動にかられて、書いております。
今回はなにやら、おっしゃれ~な若い女子達に人気の「ベレー帽」調べてみました。
もちろん、私が思い浮かぶのは、あの方… 「手塚治虫」
手塚治虫先生がこよなく愛した…マストアイテム「ベレー帽」
手塚先生の愛弟子の「藤子不二雄の二人」も… というかトキワ荘に住んでいた漫画家はみんな被っていたみたことも、ちらほら… っというとやはり、「漫画家」=「ベレー帽」って図式はやはりしかたがないことでは… しかも「ジャイ子」も被ってますし。
しかし、実際しらべて見ると、なかなか深いですね~
まずは、「ベレー帽」の構造からお話していきましょう。
ベレー帽は、フェルト製の軟らかく、丸く平らな帽子です。元々は、フランスとスペイン国境にまたがるバスク地方とベアルネ地方の農民がかぶっていたことがはじまりのようです。
ベレーという名は綿糸を編んで作る綿帽 bonnet を、ベアルネ方言で berret と呼んだところからではないかということらしいです。
ではなぜ、世界的に普及したかといいますと、鉄道の普及により、十九世紀の後半に、貧しいバスク・ベアルネ地方から出稼ぎにやってきてきたことと、万国博覧会(1855年、1867年、1878年、1889年)の開催と重なってしまったからではないかと言われているみたいです。
あともう一つは、有名なフランスの名画が世界中に広まっていったことらしいです。元々、芸術家にも人気があったことからでは?? ここは、勝手な想像です。
フランスの有名な彫刻家の「ロダン」も被っていたから…
そして、時代は第2次世界大戦頃には軍隊の将校でも採用されていきます。
色や被り方で、軍隊を区分けしていたようです。あと、バッチなんかでも分けらていました…
よく、映画で見るシーンですよね… そう、私が好きなあの人も…
スーパーハイパーカリスマのひと「チェ・ゲバラ」
今年、映画も楽しみなこの人ですよ~ そう、戦争なイメージも強いんです…
そんなわけで、「ベレー帽」は芸術・戦争…そんな背景があるのです。
これから、本格的にベレー帽を被りたい方はぜひ、「ボルサリーノ」のベレー帽をお勧めしておきます。
因み、ボルサリーノ(Borsalino)は、イタリアのアレッサンドリアに本社を置く帽子メーカーです。1857年にジュゼッペ・ボルサリーノにより創業し、創業150周年を経た今日でも、今世紀初頭の機械・木製型を使って職人たちが手作りしているっていう老舗です。
それではみなさん、がっちりおしゃれにがんばってください。
テキトークラフトマンでした。
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今宵もなにか「調べたい」、「知らせたい」、「納得させたい」っと、そんな衝動にかられて、書いております。
今回はなにやら、おっしゃれ~な若い女子達に人気の「ベレー帽」調べてみました。
もちろん、私が思い浮かぶのは、あの方… 「手塚治虫」
手塚治虫先生がこよなく愛した…マストアイテム「ベレー帽」
手塚先生の愛弟子の「藤子不二雄の二人」も… というかトキワ荘に住んでいた漫画家はみんな被っていたみたことも、ちらほら… っというとやはり、「漫画家」=「ベレー帽」って図式はやはりしかたがないことでは… しかも「ジャイ子」も被ってますし。
しかし、実際しらべて見ると、なかなか深いですね~
まずは、「ベレー帽」の構造からお話していきましょう。
ベレー帽は、フェルト製の軟らかく、丸く平らな帽子です。元々は、フランスとスペイン国境にまたがるバスク地方とベアルネ地方の農民がかぶっていたことがはじまりのようです。
ベレーという名は綿糸を編んで作る綿帽 bonnet を、ベアルネ方言で berret と呼んだところからではないかということらしいです。
ではなぜ、世界的に普及したかといいますと、鉄道の普及により、十九世紀の後半に、貧しいバスク・ベアルネ地方から出稼ぎにやってきてきたことと、万国博覧会(1855年、1867年、1878年、1889年)の開催と重なってしまったからではないかと言われているみたいです。
あともう一つは、有名なフランスの名画が世界中に広まっていったことらしいです。元々、芸術家にも人気があったことからでは?? ここは、勝手な想像です。
フランスの有名な彫刻家の「ロダン」も被っていたから…
そして、時代は第2次世界大戦頃には軍隊の将校でも採用されていきます。
色や被り方で、軍隊を区分けしていたようです。あと、バッチなんかでも分けらていました…
よく、映画で見るシーンですよね… そう、私が好きなあの人も…
スーパーハイパーカリスマのひと「チェ・ゲバラ」
今年、映画も楽しみなこの人ですよ~ そう、戦争なイメージも強いんです…
そんなわけで、「ベレー帽」は芸術・戦争…そんな背景があるのです。
これから、本格的にベレー帽を被りたい方はぜひ、「ボルサリーノ」のベレー帽をお勧めしておきます。
因み、ボルサリーノ(Borsalino)は、イタリアのアレッサンドリアに本社を置く帽子メーカーです。1857年にジュゼッペ・ボルサリーノにより創業し、創業150周年を経た今日でも、今世紀初頭の機械・木製型を使って職人たちが手作りしているっていう老舗です。
それではみなさん、がっちりおしゃれにがんばってください。
テキトークラフトマンでした。
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2009.01/19(Mon)
お仕立てドレス~その弐~
こんにちは。にかいどうです。
さて、早速ですが前回の続きから…
ここで知人自ら生地提供。
「これで作って頂戴~」
ほうほう、柄入りシャンタンですね。って…
シルク。
ショ~~~~~~~~~~~~~~~ックっ!!!
本物扱うのは久しぶりです。責任重大っすよ
しかも一色だけでは着分が取れないので(タテにもヨコにもサイズが…前回参照)
同生地色違いのハギレを使用することに。
慌てて一部デザイン変更 → とりあえず前回のトワルに切替ラインを入れることに。
さて、今度こそファーストパターンができたので
裁断用パターンを作る。
ファーストパターンに縫代を付けて工業用パターンを完成させます。
身頃の裏地パターンも作らなくては。
地直しをする。
シルクなのでドライアイロンで地の目を整え、
見える部分に穴が開かないように注意してピン止め→裁断。
スチームは不可です。水分でシミになったりするので…
あっ。
必死で縫っていたので途中画像がありません…というわけで
完成。
後ろはファスナー明き。
切替部分拡大
ラテンドレスなイメージかも?
おぉ、迫力の出来上がり
依頼主さま御誕生日だそうなので早速お届け。
ぴったりだと喜んで頂けました。
“ ぴったり ”か。ドキドキ…
そこで一言、
「まだ気に入ってるハギレが何枚かあるのよー」
あ、まだあるんですね
ということで、御仕立てドレスは続く予感を残しながら
今回はおしまい。
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さて、早速ですが前回の続きから…
ここで知人自ら生地提供。
「これで作って頂戴~」
ほうほう、柄入りシャンタンですね。って…
シルク。
ショ~~~~~~~~~~~~~~~ックっ!!!
本物扱うのは久しぶりです。責任重大っすよ
しかも一色だけでは着分が取れないので(タテにもヨコにもサイズが…前回参照)
同生地色違いのハギレを使用することに。
慌てて一部デザイン変更 → とりあえず前回のトワルに切替ラインを入れることに。
さて、今度こそファーストパターンができたので
裁断用パターンを作る。
ファーストパターンに縫代を付けて工業用パターンを完成させます。
身頃の裏地パターンも作らなくては。
地直しをする。
シルクなのでドライアイロンで地の目を整え、
見える部分に穴が開かないように注意してピン止め→裁断。
スチームは不可です。水分でシミになったりするので…
あっ。
必死で縫っていたので途中画像がありません…というわけで
完成。
後ろはファスナー明き。
切替部分拡大
ラテンドレスなイメージかも?
おぉ、迫力の出来上がり
依頼主さま御誕生日だそうなので早速お届け。
ぴったりだと喜んで頂けました。
“ ぴったり ”か。ドキドキ…
そこで一言、
「まだ気に入ってるハギレが何枚かあるのよー」
あ、まだあるんですね
ということで、御仕立てドレスは続く予感を残しながら
今回はおしまい。
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2009.01/14(Wed)
テキトークラフトマン 『定番服 ④ STAND-FALL COLLAR COAT』
まだまだ寒いこの季節、コートはマストアイテムになっているんではないでしょうか…
そんなわけで、今回は久しぶりに定番服を紹介していこうかと思っています。
スタンダートなコートとは… 『STAND-FALL COLLAR COAT』 (ステンカラーコート)
コートっていえば、この人が思い浮かぶ人は、私だけではないはずでしょう。
そうです、「うちのカミさんが好きでね…」と名台詞が有名な「ピーター・フォーク」扮する「刑事コロンボ」
ヨレヨレのコートは刑事(デカ)のマストアイテムになってますよね~
一見、地味な印象を受けますが、犯人を追っているときのバサバサした感じ…
う~んいい感じです。
それだけではなく、どんなファッションでも適応するデザイン性・機能性はなにかとポイントがあるんではないかと調べてきました。
最初はディティールから説明しましょう。
(前) (後)
(a) (b) (c) (d)
(e) (f) (g) (h) (i)
(a) ステンカラー
第1釦を開けても、閉めても着用可能になってます。また、トレンチコートみたいに、衿を立
てた状態でタブを止めことで保温性を高めることもできるそうです。
※通常はタブは衿の下に収納できます。
(b) ネックフック
フロントのトップを閉めることで、余計な風をシャッターアウトできるようになってます。
※最近のコートでは省略されていることが多いみたいです。
(c) ウエルトシーム
袖中心の切替を、片側に倒し、ステッチ止めすることで強度を高める仕様になっています。
(d) カフストラップ
風雨の侵入を防ぐために、2段階調整ができるストラップが付いています。
(e) フライフロント
フロント釦が表に見えないように比翼仕様になっています。
(f) ウェルトポケット
釦付きの箱ポケットが付いています。
(g) ラグランスリーブ
腕の上下運動がしやすく、重ね着をしていても動きやすくなってます。
(h) 消し台衿
首に沿った衿にするために、衿腰部分で切替仕様になっています。
(i) プリーツ&あおり留め
歩行しやすいように、深めのプリーツとバタつき防止の釦がついています。
ってな感じで機能性の高さはわかって頂けたでしょうか??
シンプルながらも必要な要素は整っているんです。
わかりにくい人は、お父さんのコートをみてみましょう。
あともう一つ、もうおわかりですよね。 そう生地の説明です。
コットンギャバジン ポプリン マッキントッシュ
・コットンギャバジン
トレンチコートでお馴染みの生地です。糸の段階で撥水処理を施しているために、撥水性と通気性が共存しているのがポイントです。
※因みに、英国のバーバーリーが1880年頃に開発し、製造特許をとっているんですよ。
・ポプリン
縦方向に細かい畝が入っている平織り生地です。ローマ法王の領地だった15世紀フランスの「アヴェニョン」が原産地で、元はシルクとウールの混紡だったことからその名がついたらしいです。
※現在は綿やポリエステルの混紡もたくさんあります。
・マッキントッシュ
1823年に英国の「チャールズ・マッキントッシュ」が名前の由来です。裏面にゴムを塗布することで防水加工を施したものです。
※ただし、通気性は悪く、生地も数年で劣化するのが難点。
これらが、ステンカラーコートの特徴です。これから、長い間、愛用できるコート間違いなしです。
おっさん臭いイメージをお持ちの方もそんなことはないのです。
着方次第で男女問わず、どんなシーンでも様になるんです。 たぶん…
因みに私は購入、または製作を検討中です。 自分がハマッてるだけだったりします…
それでは、今日はこの辺で…
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そんなわけで、今回は久しぶりに定番服を紹介していこうかと思っています。
スタンダートなコートとは… 『STAND-FALL COLLAR COAT』 (ステンカラーコート)
コートっていえば、この人が思い浮かぶ人は、私だけではないはずでしょう。
そうです、「うちのカミさんが好きでね…」と名台詞が有名な「ピーター・フォーク」扮する「刑事コロンボ」
ヨレヨレのコートは刑事(デカ)のマストアイテムになってますよね~
一見、地味な印象を受けますが、犯人を追っているときのバサバサした感じ…
う~んいい感じです。
それだけではなく、どんなファッションでも適応するデザイン性・機能性はなにかとポイントがあるんではないかと調べてきました。
最初はディティールから説明しましょう。
(前) (後)
(a) (b) (c) (d)
(e) (f) (g) (h) (i)
(a) ステンカラー
第1釦を開けても、閉めても着用可能になってます。また、トレンチコートみたいに、衿を立
てた状態でタブを止めことで保温性を高めることもできるそうです。
※通常はタブは衿の下に収納できます。
(b) ネックフック
フロントのトップを閉めることで、余計な風をシャッターアウトできるようになってます。
※最近のコートでは省略されていることが多いみたいです。
(c) ウエルトシーム
袖中心の切替を、片側に倒し、ステッチ止めすることで強度を高める仕様になっています。
(d) カフストラップ
風雨の侵入を防ぐために、2段階調整ができるストラップが付いています。
(e) フライフロント
フロント釦が表に見えないように比翼仕様になっています。
(f) ウェルトポケット
釦付きの箱ポケットが付いています。
(g) ラグランスリーブ
腕の上下運動がしやすく、重ね着をしていても動きやすくなってます。
(h) 消し台衿
首に沿った衿にするために、衿腰部分で切替仕様になっています。
(i) プリーツ&あおり留め
歩行しやすいように、深めのプリーツとバタつき防止の釦がついています。
ってな感じで機能性の高さはわかって頂けたでしょうか??
シンプルながらも必要な要素は整っているんです。
わかりにくい人は、お父さんのコートをみてみましょう。
あともう一つ、もうおわかりですよね。 そう生地の説明です。
コットンギャバジン ポプリン マッキントッシュ
・コットンギャバジン
トレンチコートでお馴染みの生地です。糸の段階で撥水処理を施しているために、撥水性と通気性が共存しているのがポイントです。
※因みに、英国のバーバーリーが1880年頃に開発し、製造特許をとっているんですよ。
・ポプリン
縦方向に細かい畝が入っている平織り生地です。ローマ法王の領地だった15世紀フランスの「アヴェニョン」が原産地で、元はシルクとウールの混紡だったことからその名がついたらしいです。
※現在は綿やポリエステルの混紡もたくさんあります。
・マッキントッシュ
1823年に英国の「チャールズ・マッキントッシュ」が名前の由来です。裏面にゴムを塗布することで防水加工を施したものです。
※ただし、通気性は悪く、生地も数年で劣化するのが難点。
これらが、ステンカラーコートの特徴です。これから、長い間、愛用できるコート間違いなしです。
おっさん臭いイメージをお持ちの方もそんなことはないのです。
着方次第で男女問わず、どんなシーンでも様になるんです。 たぶん…
因みに私は購入、または製作を検討中です。 自分がハマッてるだけだったりします…
それでは、今日はこの辺で…
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2009.01/12(Mon)
お仕立てドレス~その壱~
明けましておめでとうございます
…といってももう七草も過ぎたので、鏡開きが楽しみなにかいどうです。
さて新年早々ですが、
知人に頼まれてドレスを作成することに。
「頻繁にパーティがあるのだけど、なかなか合うドレスが無いのよ」ということで…
“ 頻繁 ”に?
東京の中高年女性はタフですね
イレギュラーサイズ(タテもヨコも大きな方なのです)は久しぶりで難しいなぁ~
とドキドキしながらも、日頃お世話になっているのでお引き受け。
すとんとしたシルエットのワンピースドレスをご希望です。
合わせるのも着るのも楽ちんなシンプルなものですが、
体形の気になるご年配の方には必須のアイテムなのだとか。
まずは、ベースパターン作成。
まず採寸 → サイズ通りにパターンを引いてから体形を考慮して修正していきます。
通常は猫背・反身、肩周りの肉付き・後首の抜けなどに特に注意が必要。
体形を無視すると着心地が悪いけれど、体形そのままに作ってしまうと欠点が丸出しに
ご本人の要望もあるのでほんとうに難しいですね…
両身でトワルチェック。
本人着用でシーチングでの仮縫いです。
幸い姿勢の良いクセのない方なので大した修正はありませんでした。ほっ
※残念ながら本人着用画像がないので工業用ボディで半身のみ披露。
ちなみに胸の切替ラインはデザイン修正後のもの(詳しくは次回)。
Mサイズの工業用ボディ使用。
なんか良くわからない…
バスタオルで厚み増量
実物よりまだ体の厚みが足りないけど…これに近い感じでした。
さて、ファーストパターンはできました。
後は縫代付きパターンを作って裁断裁断
ちゃっちゃといきたいところですが、ここでまた問題が持ち上がるのでした。
うーん、2009年しょっぱなからこんな調子の私ですが、今年も宜しくお願い致します。
…というワケで、次回につづく。
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…といってももう七草も過ぎたので、鏡開きが楽しみなにかいどうです。
さて新年早々ですが、
知人に頼まれてドレスを作成することに。
「頻繁にパーティがあるのだけど、なかなか合うドレスが無いのよ」ということで…
“ 頻繁 ”に?
東京の中高年女性はタフですね
イレギュラーサイズ(タテもヨコも大きな方なのです)は久しぶりで難しいなぁ~
とドキドキしながらも、日頃お世話になっているのでお引き受け。
すとんとしたシルエットのワンピースドレスをご希望です。
合わせるのも着るのも楽ちんなシンプルなものですが、
体形の気になるご年配の方には必須のアイテムなのだとか。
まずは、ベースパターン作成。
まず採寸 → サイズ通りにパターンを引いてから体形を考慮して修正していきます。
通常は猫背・反身、肩周りの肉付き・後首の抜けなどに特に注意が必要。
体形を無視すると着心地が悪いけれど、体形そのままに作ってしまうと欠点が丸出しに
ご本人の要望もあるのでほんとうに難しいですね…
両身でトワルチェック。
本人着用でシーチングでの仮縫いです。
幸い姿勢の良いクセのない方なので大した修正はありませんでした。ほっ
※残念ながら本人着用画像がないので工業用ボディで半身のみ披露。
ちなみに胸の切替ラインはデザイン修正後のもの(詳しくは次回)。
Mサイズの工業用ボディ使用。
なんか良くわからない…
バスタオルで厚み増量
実物よりまだ体の厚みが足りないけど…これに近い感じでした。
さて、ファーストパターンはできました。
後は縫代付きパターンを作って裁断裁断
ちゃっちゃといきたいところですが、ここでまた問題が持ち上がるのでした。
うーん、2009年しょっぱなからこんな調子の私ですが、今年も宜しくお願い致します。
…というワケで、次回につづく。
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2009.01/08(Thu)
テキトークラフトマン モノローグ 「Tokyo Collection」
正月の疲れもやっと癒えてきました… テキトークラフトマンです。
ミカンの食べすぎで手のひらが黄色くなってきました今日この頃です…
昨日、某新聞で「東京コレクション・新進デザイナー衰退」みたいなことを書いた記事を見つけました。
その記事によると、売り場にほとんど見たことがないようなブランドが、自己満足のように「ショー」を行っているということに疑問に思うという内容です。
当然なんですけど、「ショー」は多くのバイヤーにブランドの魅力を見せ、ビジネスにつなげる手段なはずなんです… たぶん…
しかし、90年代後半の東京ストリートファッションがブームだった頃に比べて、現在はリアルクローズの時代に入り、同じような服がどこの場所に行っても買える時代になり、デザイナーズブランドの居場所は少なくなったように思います。
話が若干、反れますが、私が流行ファッションにかぶれていた時代は、同じく東京ストリートファッションブームの「アンダーカバー」・「ビューティー・ビースト」・「20471120」など言い出したら切りがないくらいですが…
今、思い出せることは、現在の服に対する価値観とまったく違っているかのように思います。
例えば、今の人であれば、ある程度の「スタイリング」的なものを考えて服を購入すると思うのですが
当時は、ライブ会場でライブグッツを買い漁るのごとく…バイト代をすべて注ぎ込んで、一つのブランドの商品を集めて満足していました。
ようするに、服というよりも、デザイナーの作品を集めている感じに近いかもしれません。
話を戻しますと、ようするに国内でデザイナーズブランドの市場は、極端に減り…
もちろん、1千万単位で経費のかかる「ショー」に賭ける新人デザイナーも少ないときたら…
コレクション自体のクオリティーが下がっても不思議ではないですよね…
ですが、その中でも活躍している新人ブランドもいるそうです。
大きく分けると、国内有数のデザイナーズブランド、「ヨウジ・ヤマモト」や「コムデ・ギャルソン」などで
下積みを経て独立する場合と海外の教育機関で勉強して独立する場合です。
代表的なのが「ミキオ・サカベ」
やはり、海外での生活で得られるものは大きいみたいです。
なんでも、日本の建築物もスクラップ&ビルドの精神がエレガンスを磨くには良くないという記事でした。
私の意見としては、日本の効率的な価値観が、どの場所でも買えてしまうようなコンビニみたいなモノ作りになってしまったのだと思うのです。
う~~ん… とりあえず、私が気に食わないのは「東京ガールズコレクション」みたいに人気モデルを使った、押し売りみたいな商法はなにか違うように思うのです。
昔は、インターネットもなかったので、欲しい服をみつけても、売ってる店を探すことができなかった。
だから、友人伝いで住所を探して… 地図なんかを片手に店を探し回ったもんです。
しかも、路地とか民家の真ん中にあったりするので、探しにくかった…
だから、買えたときの喜びは今とは比較にならないかも…
そういったところが、昔と現在での価値観が変わってしまったところのように感じます。
自分の着たい服は自分で選びましょう。
では、今日はこの辺で。
本業はコチラ → 「誇りある服作りへの扉」 アトリエ ル*オペラ
ミカンの食べすぎで手のひらが黄色くなってきました今日この頃です…
昨日、某新聞で「東京コレクション・新進デザイナー衰退」みたいなことを書いた記事を見つけました。
その記事によると、売り場にほとんど見たことがないようなブランドが、自己満足のように「ショー」を行っているということに疑問に思うという内容です。
当然なんですけど、「ショー」は多くのバイヤーにブランドの魅力を見せ、ビジネスにつなげる手段なはずなんです… たぶん…
しかし、90年代後半の東京ストリートファッションがブームだった頃に比べて、現在はリアルクローズの時代に入り、同じような服がどこの場所に行っても買える時代になり、デザイナーズブランドの居場所は少なくなったように思います。
話が若干、反れますが、私が流行ファッションにかぶれていた時代は、同じく東京ストリートファッションブームの「アンダーカバー」・「ビューティー・ビースト」・「20471120」など言い出したら切りがないくらいですが…
今、思い出せることは、現在の服に対する価値観とまったく違っているかのように思います。
例えば、今の人であれば、ある程度の「スタイリング」的なものを考えて服を購入すると思うのですが
当時は、ライブ会場でライブグッツを買い漁るのごとく…バイト代をすべて注ぎ込んで、一つのブランドの商品を集めて満足していました。
ようするに、服というよりも、デザイナーの作品を集めている感じに近いかもしれません。
話を戻しますと、ようするに国内でデザイナーズブランドの市場は、極端に減り…
もちろん、1千万単位で経費のかかる「ショー」に賭ける新人デザイナーも少ないときたら…
コレクション自体のクオリティーが下がっても不思議ではないですよね…
ですが、その中でも活躍している新人ブランドもいるそうです。
大きく分けると、国内有数のデザイナーズブランド、「ヨウジ・ヤマモト」や「コムデ・ギャルソン」などで
下積みを経て独立する場合と海外の教育機関で勉強して独立する場合です。
代表的なのが「ミキオ・サカベ」
やはり、海外での生活で得られるものは大きいみたいです。
なんでも、日本の建築物もスクラップ&ビルドの精神がエレガンスを磨くには良くないという記事でした。
私の意見としては、日本の効率的な価値観が、どの場所でも買えてしまうようなコンビニみたいなモノ作りになってしまったのだと思うのです。
う~~ん… とりあえず、私が気に食わないのは「東京ガールズコレクション」みたいに人気モデルを使った、押し売りみたいな商法はなにか違うように思うのです。
昔は、インターネットもなかったので、欲しい服をみつけても、売ってる店を探すことができなかった。
だから、友人伝いで住所を探して… 地図なんかを片手に店を探し回ったもんです。
しかも、路地とか民家の真ん中にあったりするので、探しにくかった…
だから、買えたときの喜びは今とは比較にならないかも…
そういったところが、昔と現在での価値観が変わってしまったところのように感じます。
自分の着たい服は自分で選びましょう。
では、今日はこの辺で。
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2009.01/05(Mon)
テキトークラフトマン ファッションリサーチ 『モカシンブーツ』
明けましておめでとうございます。
年末… 飲み会疲れが溜まっております…テキトークラフトマンです。
年末は12月中旬の暑さとは異なり… 非常に寒くなっておりました、私の故郷も例年通りのミゾレ的な雨が降っており、振るえながらの初詣となりました。
因みに故郷は京都です。どうでもいい情報ですけど…
しかし、こんなに寒い中… ファッションとは耐えることからとはよく言ったもので、ショート丈のボトムにブーツといったスタイルの女性が目立ちました。 もはや、最近の女性には定番のようですね。
ボトムが短くなってきたのは、2004年後半頃から多くなってきたようです。 そこから、どんどん短くなり… 現在ではマイクロミニにまで及ぶ勢いです。それに伴って、変化してきたのがブーツの種類です。
ジョッキーブーツやウエスタンブーツ…そして、最近多いのが「モカシンブーツ」です。
そんなわけで、今回は「モカシンブーツ」についてリサーチしてみました…
「モカシン」とは、別名を「インディアン・モカシン」といい、もともとは北米インディアンが履いていた、ヒール部分がないスリッポン式の短靴や長靴のことらしいです。
「東北アジア諸民族の文化動態」という書物によると、「モカシンとは、北アメリカ東北部の先住民のアンゴンクィアン族のマカック(小さな袋)に由来する」といっています。
他には「モカシンとは、包むとういう意味で、1枚の皮で足を包むという意味」なんてことをいっている人もいるみたいです。
本来はインディアンジュエリー店の片隅にある靴がモカシンと言われているものです。
そして、最近… セレブの中で熱いのが、「Minnetonka (ミネトンカ)」のモカシンブーツです。
MINNETONKA(ミネトンカ)は1964年にアメリカ、ミネソタ州で創業されたみたいです。
未だに、機械生産をしておらず、職人が一品一品を手作業で製作しているそうです。
愛用している有名人では、Kate Moss(ケイト・モス)などハリウッドセレブ達に人気だそうですよ。
※ロンドン出身のスーパーモデル
2009年もまだまだ「モカシンブーツ」は流行るかも…
気軽に履けるのが人気の秘訣です。
そんなわけで、今年もよろしくお願いします。
本業はコチラ → 「誇りある服作りへの扉」 アトリエ ル*オペラ
年末… 飲み会疲れが溜まっております…テキトークラフトマンです。
年末は12月中旬の暑さとは異なり… 非常に寒くなっておりました、私の故郷も例年通りのミゾレ的な雨が降っており、振るえながらの初詣となりました。
因みに故郷は京都です。どうでもいい情報ですけど…
しかし、こんなに寒い中… ファッションとは耐えることからとはよく言ったもので、ショート丈のボトムにブーツといったスタイルの女性が目立ちました。 もはや、最近の女性には定番のようですね。
ボトムが短くなってきたのは、2004年後半頃から多くなってきたようです。 そこから、どんどん短くなり… 現在ではマイクロミニにまで及ぶ勢いです。それに伴って、変化してきたのがブーツの種類です。
ジョッキーブーツやウエスタンブーツ…そして、最近多いのが「モカシンブーツ」です。
そんなわけで、今回は「モカシンブーツ」についてリサーチしてみました…
「モカシン」とは、別名を「インディアン・モカシン」といい、もともとは北米インディアンが履いていた、ヒール部分がないスリッポン式の短靴や長靴のことらしいです。
「東北アジア諸民族の文化動態」という書物によると、「モカシンとは、北アメリカ東北部の先住民のアンゴンクィアン族のマカック(小さな袋)に由来する」といっています。
他には「モカシンとは、包むとういう意味で、1枚の皮で足を包むという意味」なんてことをいっている人もいるみたいです。
本来はインディアンジュエリー店の片隅にある靴がモカシンと言われているものです。
そして、最近… セレブの中で熱いのが、「Minnetonka (ミネトンカ)」のモカシンブーツです。
MINNETONKA(ミネトンカ)は1964年にアメリカ、ミネソタ州で創業されたみたいです。
未だに、機械生産をしておらず、職人が一品一品を手作業で製作しているそうです。
愛用している有名人では、Kate Moss(ケイト・モス)などハリウッドセレブ達に人気だそうですよ。
※ロンドン出身のスーパーモデル
2009年もまだまだ「モカシンブーツ」は流行るかも…
気軽に履けるのが人気の秘訣です。
そんなわけで、今年もよろしくお願いします。
本業はコチラ → 「誇りある服作りへの扉」 アトリエ ル*オペラ
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