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2010.08/02(Mon)

テキトークラフトマン 洋裁道具② ボディーⅠ

前回に続きまして、生徒様からの要望で、ボディーについて紹介していきます。



ボディーは、服をつくるときになくてはならない人間の代役として、または店頭のディスプレーとしてさまざまな使い方がされています。

(歴 史)
ボディーは、1922年にエジプトでツタンカーメンの墓と共に発掘され、これが最古のボディーだと考えられています。また、11世紀頃のヨーロッパでは、貴族達は測定した自身のボディーに合わせて洋服を仕立てさせていたと言われています

このように、顧客の身代わり(ダミー)としてつくられたものが、ボディーの起源となったのです。また、ボディーに合わせて布を裁断や仮縫いする技術が、ドレーピングとして発達したと考えられます。

いずれにしても、今も昔も服作りにはボディーはなくてはならない道具であったことは間違いないのです。

ボディーの呼び方も下記のように様々です。
・モデル(model) ・ファッションドール(fashion doll) ・マヌカン(mannequin)
・ダミー(dummy) ・トルソー(torso) ・ドレスフォーム(dress form)

(ボディーの種類)
ボディーの種類はヌードボディー工業用ボディーディスプレーボディーの3つに分けることができます。

1、ヌードボディー
人間の裸体に近い形と寸法でつくられているボディーをいいます。
※人体に近いとはいっても、仮縫いや着せ付けに不要な凸凹や鎖骨やへそ、乳間のくぼみを埋めて作業がしやすいように整理はされています。

基本的には、注文服などをつくるときに、肩パッドや綿などを積み重ねて、補正して使用することを主としています。本場のヨーロッパのオートクチュールでは、顧客に合わせて専用ボディーをつくることもあるほどです。



2、工業用ボディー
服自体に入る、ゆとりの一部を加えられたボディーをいいます。
※従って、加えられたゆとり分により、ヌードボディーよりも寸法が大きくなっています。

多くのメーカーが上記の工業用ボディーを使用しています。それは、工業用ボディーにはあらかじめ一定のゆとりが加えられ、平面と立体のそれぞれに対応する部分に矛盾がないようにつくられているためです。



3、ディスプレーボディー
服のデザインに合った体型に整えたボディーをいいます。

基本的には、店頭で洋服のデザインやスタイリングを提案するためにつくられたボディーで、サイズ感や全体のシルエットよりも、ブランドの意図がわかりやすいポーズや体型につくられていることが多いです。



ここまでで、ボディーの役割の違いについて紹介しました。多くの洋服は、一部の注文服を除いては工業用ボディーでつくられています。なぜならば、工業用ボディーには洋服の用途別に補正がされているので、注文服で使われるヌードボディーのように体型を整える必要がほとんどないためです。

次は、工業用ボディーの種類と用途について紹介していきます。

(工業用ボディーの種類と用途)

1、ドレスボディー/ゆとり少量/トップス全般~スカートまで
ボディーの中では、ドレスボディーが最も普及しています。ゆとり量は5cm以内で、ドレスにも最適ですが、ほとんどのトップスアイテムに適しています。

2、パンツボディー/ゆとりゼロ~少量/ボトムス全般
ウエストから足首丈までの両足付ボディーで、ドレスボディーの下半身部分にあたり、パンツやスカートに適しています。

3、フルレングスボディー/ゆとり量はドレス・パンツボディーに準ずる/すべてのアイテム
ドレス・パンツボディーを一体化したもので、すべてのアイテムに適しています。また、上下続きのジャンプスーツにも最適です。

4、ヌードボディー/ゆとり量なし/タイトなトップス
注文服で使用する、人体に近いヌードボディーではなく、補正されたボディーです。つまり、工業用ドレスボディーのゆとり量を省略したボディーのことをいいます。

5、セミヌードボディー/ゆとり微量/ニットドレスやカットソー
工業用ドレスボディーよりも少ないゆとり量(2cm程度)のボディー。ゆとりの少ない、ニットドレスやカットソーに適しています。

その他のボディー
・水着・レオタード用 ・マタニティー用 ・シルバー用 ・メンズ ・ベビー、子供用

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またまた、長くなってきましたので、「ボディーサイズ寸法の考え方」や「ボディーの選び方」などは、次週に繰越しということでお願い致します。

次回もお楽しみ。



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