FC2ブログ

11月≪ 2018年12月 ≫01月

12345678910111213141516171819202122232425262728293031
--.--/--(--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
本業はコチラ → 「誇りある服作りへの扉」 アトリエ ル*オペラ
--:--  |  スポンサー広告  |  EDIT  |  Top↑
2009.08/24(Mon)

テキトークラフトマン 特別講習会レポート⑤ 『マテリアル(生地)の基礎知識』

今回も前回に続きまして、マテリアル講習の内容についてレポートしていきます。

『編物』についてお話します。

「編物」とは、下図をみて頂ければわかるように、糸の輪(ループ)と輪が引っ掛けられあって構成されている布地とことをいいます。

編物画像2

また、編物にも織物と同様に、経糸と緯糸があり、それぞれ経をウェール(Wale )、緯をコース(Course)と呼びます。
編物も織物のようにたくさんの組織があるので、基本的なもの紹介していきたいと思います。

編物は大別すると経編緯編があります。

1、経・緯編の構造

①経編
下図を見てみるとわかるように、経編はループが上下方向に、ジグザグに編まれています。
まずは、経方向にループにループを通して編んでいきます。(A)
これは、1本の糸を経に編んでいるわけですから、編地をつくる場合は、隣のループにループを渡し、次にその反対方向へ渡していくことにより、編目は斜めに隣どうしとつながっていきます。(B)→(C)
この繰り返しで、経方向に編んでいくのが経編です。

編物画像5編物画像6

②緯編
1本の編棒に一列のループがあり(A)、そこへもう1本の編棒を右端のループにさし、この棒の先に新しい糸をかけます(B)。その新しい糸を引き抜いて、新しいループをつくり(C)、元の棒をはずします(D)。
この繰り返しで、緯方向に編んでいくのが緯編です。

編物画像3

2、経編

(組織)
経編は織物と編物の中間のような、編地がしっかりとした生地になります。
経編は、大別してトリコット編・ラッセル編があります。
※一般的に薄い生地が多いので、フィラメント糸使いになります。

・トリコット編
別名シングルデンビー編とも呼ばれ、緯編よりも伸縮性は劣りますが、伝線を防ぐことができます。しかし、耳端や切り口が巻き込みやすく、安定性にかけるのが欠点です。
※主な用途は、アンダーウェア・水着・手袋など。

トリコット画像2トリコット1ae30-2.jpg

・ラッセル編
別名シングル・コード編とも呼ばれ、一列の経糸を1本、またはそれ以上の間隔をあけてつなぐのでレース・チュール・パワーネットなどの目の透いた生地が多いです。
※主な用途は、ブラジャー・ストッキング

ラッセル1画像ラッセル画像パワーネット画像


3、緯編

緯編には、大別して丸編横編があります。

・丸編…丸編は型紙の身頃に合わせて筒状に編む方法をいいます。
※主に高級なTシャツに使われていることが多くあります。

・横編…横編機で、織物と同様に平らな布地もつくることもできますし、1着分の衣服の型紙通りに編む成型編み(ホールガーメント)ができます。
yokoami.jpg

(組織)
緯編は緯方向に伸縮性を持ち、経編よりも柔らかい生地になります。
緯編は天竺編・フライス編・リンクス編があります。

・天竺編
別名平編とも呼ばれ、経より緯方向に伸びやすく、薄くて軽いことや表・裏がわかりやすいのが特徴です。しかし、伝線が起こりやすいのが欠点です。
※主な用途は、アンダーウェア・スポーツシャツ・靴下・手袋など

平編 画像2平編 画像1

・フライス編
別名リブ編とも呼ばれ、天竺編の表目と裏目が交互に配列される組織で、平編よりも緯方向に伸縮性があるのが特徴です。しかし、天竺とは異なり、表と裏の区別がつきにくいのが欠点です。
※主な用途は、セーター・下着・アウター服の一部(衿や袖口など)

フライス編 画像2フライス編 画像1

・リンクス編
別名パール編とも呼ばれ、フライス編と同様で表目と裏目が交互に配列される組織です。しかし、編地になると、大きく伸縮するために、表目と裏目が重なり合うようになり、全体が天竺編の裏ように見えるのが特徴です。
※主な用途は、ニットドレス・厚手の靴下

パール編 画像2パール編画像

以上が基本的な編地になります。 下図にまとめてみましたので確認してみてください。

編物 まとめ

今回でマテリアル講習のレポートは終了します。今回ブログで紹介したのは、基本的な布地ばかりになります。

もっと詳しいことは、授業の中で紹介しています。

この講習は、最初のブログでも紹介していますが、月1回で行っております「特別講習会」の中でやっている講習になります。

パターンの講習受講者はで授業料無料で参加できます。

来期10月からも希望者の人数によって実施する予定です。

希望者は東京アトリエまでご連絡下さい。

それでは次のブログを楽しみにしていて下さい。

スポンサーサイト
本業はコチラ → 「誇りある服作りへの扉」 アトリエ ル*オペラ
09:51  |  School Days  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

コメントを投稿する

URL
コメント
パスワード  編集・削除するのに必要
非公開  管理者だけにコメントを表示
 

この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック

 | BLOGTOP | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。